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初代Macintosh、25歳になる」記事へのコメント

  • 85年生まれと、生まれ年が近いもので…。
    また、UIの歴史からすると、やはり現在のGUIの元祖って感じがするし、この流れには「強くしぶとく生きて欲しい」とか思っちゃいます。オフトピもいいところですが。

    使用歴だとはじめてさわったのがカラーの一体型のやつ(知人所有)。
    私物だとMac mini G4、MacBook黒です。

    • Re: (スコア:2, 参考になる)

      こういうツッコミは無粋ですが、やはりGUI(デスクトップメタファー)の祖はXEROX ALTOでしょう。

      これを見た、アップルコンピュータのスティーブ・ジョブズに影響を与え、LisaやMacintoshを開発させるきっかけとなったのは有名なエピソードとして語り継がれている。

      自費では一度も買ったことがないですが、マニアの先輩が大学に持ってきてたので初代からちょこちょこ使ってました。 初めて(自分の金ではないけれど)購入手続きにちょっと絡んだことがあるといえば、初代MACII(150万円くらいしたっけ)だったかな。

      • Re: (スコア:1, すばらしい洞察)

        教科書ではGUIはパロアルトで初めて実装されたと書かれることが多いと思うけど、
        実際、そのALTO触ったことある人いるの?
        やっぱり技術は研究所から降りてきて何ぼだと思うし、その点、MACは使えるGUI元祖
        と言っていいと思う。
        • by saitoh (10803) on 2009年01月24日 21時53分 (#1498010)
          みんな不親切だな。
          ALTOは1970年代終わりまでに約1500台が製作され、多くの研究機関に配布されたので、「論文で見ることはあっても現物は誰も見たことがない研究所秘蔵の品」ではありません。商品化を前提とした試作までおこなわれてるし。
          ALTOは商品化されることはありませんでしたが、XEROXはSTARという商用機 [wikipedia.org]を1981年(MACよりもLISAよりも先)に発売しています。 STARもビットマップディスプレイ、WISYWIG、デスクトップメタファー、アイコンなどをGUIの主要な要素は持っています。 馬鹿高いお値段で、全然普及しなかった、ってのはLISAと同じですが。
          といったら、「MACは個人に手の届くGUIの元祖でしょう」とくるのかな?
          親コメント
          • by hirano (13505) on 2009年01月25日 14時55分 (#1498324) ホームページ

            ALTOのGUIが欲しかったジョブズはゼロックスの技術者15人
            (含むSteve Capps, Alan Kay) をアップルに引き抜いたので、
            「アルトを作った技術者がアップルで仕事の続きを仕上げた」
            と表現するのがよいかなと思います。
            もちろんALTOやSTARも偉大な機械ではあったわけですが。
            参考としては
            「アップル・コンフィデンシャル2.5J」解説、 第9章 [hatena.ne.jp]
            や、WikipediaでのSteve Capps氏の説明(英文) [wikipedia.org]や、
            Apple Story(日本語) [ffortune.net]をどうぞ
            (ちなみに使用した経験はMacPlus, SE/30, Quada800,
            PowerMac8500, ...たくさんあって以下略)。

            親コメント
          • by tetsusan (17639) on 2009年01月24日 23時11分 (#1498052)

            自分は、GUIどーのより、コンピュータをココまで使いやすくしたのはMacだと思う。
            初代から、現代の他のOSが当たり前に備える要素の殆どを持っていましたし。
            今では当たり前のゴミ箱や、メニューを表示する事により操作にヒントを与えたり、ダイアログの使い方を分けたり(モーダル/モードレスなど)等々。
            でも、マウスやGUIの発明が無ければMacが世に出なかったのは確かですし、否定のしようなんて有りませんよ。

            #因みに自分は10年ほどMacユーザーやってるけど、どこぞの国の様に元祖を主張する気はないな。

            親コメント
            • 同感です。

              GUIなんておもちゃだと笑われていた当時、ユーザビリティーのために万単位のサンプリングを行い数年の研究を経て、近代のコンピュータに必要とされるGUI要素とその挙動モデルを確立した功績とその影響は無視することが出来ないことに変わりはありませんし、それらのためにマウスやGUIの発明が先立って存在している必要があったことは言うまでもありません。

              # 試しに今あなたが使っているアプリのメニューをご覧下さい、
              # 大抵「ファイル」「編集」「表示」の順で並んでいるはずです。
              # こういったことを決めるために万単位のサンプリングを行って
              # いたと言うことです。
              # そして今なお受け入れられていると言うことです。

              詳しくは初期のInside Macintoshをご覧下さい。理工系大学の図書館ならまだ見つかるかもしれません。
              コンピュータが人が使う道具であるために備えるべき機能が簡潔にまとめられています。ほとんどが昨今の商業アプリでは実装されてて当たり前の物ばかりです。ALTOがそこまでの物を備えていたとは思いません(備えていたならばAppleが研究する必要は無かったはずですからね)。

              親コメント
              • いや、こういう話は最初のシリーズの Inside Mac ではなくて、Design Guideline が別の冊子で出ていました。結局買ってはいませんが、ぱらぱら見た覚えはあります。書籍の名前にはもう記憶がありませんけど、この手の本は理工学系の図書館に収録の可能性は低いと思います。あるなら凄まじい目利きがいたということです。
                親コメント
              • by Anonymous Coward
                > # 試しに今あなたが使っているアプリのメニューをご覧下さい、
                > # 大抵「ファイル」「編集」「表示」の順で並んでいるはずです。
                > # こういったことを決めるために万単位のサンプリングを行って
                > # いたと言うことです。
                > # そして今なお受け入れられていると言うことです。

                iTunesで"iPodと同期ないし転送"させたくて、何十分もプルダウンメニューを出しては引っ込めしていた初代MacII以来のユーザーの俺の立場は…
                (コネクタの不良でしたが、iPod shuffleも持っていて、こちらをつなぐとメニュー項目があるのです)
              • by Anonymous Coward
                つまるところアップルが提供しているのは"a fair solution"なわけです。
                Fairであることは俺も喜んで認めます。
                が、マカーはこれが"the solution"だと言い張るので鬱陶しい。
              • by Anonymous Coward
                メニューの順番は万単位のサンプリングをしたのに、フロッピーの取り出しは3回くらいしか調査しなかったんだろうなぁ。
              • by Anonymous Coward
                まあ、アップル自身もたいへん独善的で押し付けがましいところが目に付くのは確か。
              • あなたの様な人がたくさんいたからソフトウェア側からしかイジェクトできない様に設計していたのでしょう?

                それに少なくとも90年代のワークステーションなんかもそういう仕様の物がありましたけど?
                なぜだか分かりますよね?

                # 子供の頃フロッピーDISKのドライバ?BIOS?が配置されていること
                # 知らずにその領域までマシン語ガリガリ書いてメインのFDとドライブを
                # 壊したのはいい・・・いや良くない思い出。かなりマジ泣きしました(笑)。
                # OSなんてもんが無かった時代です。
                # そんなことをしない素人でも、イジェクトしてはいけないタイミングなんて
                # わからんのです。そして人間は間違う生き物であるという前提で設計しなくては
                # いけないことも Inside Macintosh に書かれています。

                親コメント
              • by Anonymous Coward
                フールプルーフの概念の素晴らしさと、具体的な設計の良し悪しはべつです。
            • by Anonymous Coward
              > 今では当たり前のゴミ箱や、メニューを表示する事により操作にヒントを与えたり、ダイアログの使い方を分けたり(モーダル/モードレスなど)等々。

              これはGUIではないの?
              • by Anonymous Coward on 2009年01月25日 11時34分 (#1498218)
                良いアイデアはMacの賜物、悪いアイデアはゲイツの責任、聖闘士には同じ技は二度通用しない
                もはやこれは常識
                親コメント
              • by Anonymous Coward
                ゴミ箱やメニューは「機能」
                また、モーダル/モードレスなどの出し分けはダイアログ(ウィンドウ)の「機能」

                GUIとはそれらの機能を人間が見てわかりやすく概念化し、コントロール可能にしたもの

                たとえば、X-Windowが動くシステムでもゴミ箱を持っていないシステムもあるでしょう
                (なかったらごめんなさい)

                元コメが言いたかったのは、それら機能(元コメ中では要素と書かれている)をうまく取り入れたのがMacであるって事ではないかと
          • by Anonymous Coward

            >「MACは個人に手の届くGUIの元祖でしょう」とくるのかな?
            いや違う。
            パーソナルコンピュータの元祖でしょう。

            • by Anonymous Coward on 2009年01月25日 14時59分 (#1498329)

              ALTOは「パーソナルコンピュータのプロトタイプ」、Macは「大衆売りの初号機」、くらいかな。

              ALTOは「個人が使うための機能を詰め込む」という意味では確かにパソコンなのだが、
              そこでいうところの個人の定義が微妙だ。

              実際には研究所だのなんだのといった環境、もっとはっきりいえばカネ、の後ろ盾をもった個人
              しかリーチしてないわけで。

              いっぽう「まあ普通の人(ちょっとは余裕あるけど)」くらいまでリーチできるようになったのがMac。
              個人という言葉の指す意味が、世間一般に在住する人々という意味にまで、ようやく落ちてきたあたり。<25年前ココ

              結局は値段と生産台数の問題であり、
              そういう意味では、両者の上記の差は
              べつにゼロックス(やアップル)の「せい」というわけではないから、
              べつにそれぞれのファンも気に病むようなことではないだろうとは思うけどね。

              親コメント

長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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