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HyperCard、iPhoneやiPodTouch向けの開発環境として復活すると盛り上がるだろうなぁ、と思ったりするんですが…。何かチョロっと下らないものでもとりあえずノリだけで作れてしまう敷居の低さは非常に秀逸だったと今でも思います。
WebブラウザのJavaScript+ラッパーみたいな方向性でそういうのが出来ないもんでしょうかね。
JSって結構マニアックな言語仕様なので、HCというかProce55ingというか的な「簡単化ラッパー」をかましたほうが大衆ウケする気がする。
HyperCardについては、スラド民としてはFOSSなパチモンでも全然OKというかむしろ歓迎なのだが、Macユーザ(ややもすればいわゆるマッカー)だと、FOSSでは納得してくれなくて、JOBS御大の息のかかったものでないと満足しないんだろうな。
しゃれぬきにHC路線のものは出て欲しいです。(私としては)誰の手によってでも構いませんので。
#InterfaceBuilderを後継だと見なす、という手もあるが…
HyperCardの場合、ちょっと凝った事やろうとするとXCMD,XFCNを書くみたいな感じで、出来ることは意外と限られてるイメージがありました。ただ、むしろそこがよかったのかも。基本的に、用意されたオブジェクト並べてイベントハンドラの中身書くだけってあたりが、初心者のとっつきやすさにつながっていたかな。
あとなにげなく使いやすいビットマップ描画ツールが内蔵されてるのも、とりあえず他のソフト立ち上げなくても画像を含む作品作れてしまう気楽さに繋がってましたね。
描画ツール含むツールボックスがメニューからぶら下がって、それがメニューから切り離されるのも斬新で(大型モニタの付属機能拡張等でメニューを切り離す機能自体は既出でしたが)、オーサリング作業の過程での描画とUIデザインとスクリプティングのモード切替なども「かったるい」思いをしないですむ手軽で直感的な設計で、さすがビル・アトキンソンといったソフトでした。注意深く機能を選別し、あえてできることを絞った上でそれと意識させないUIを構築するというのが大事なんだと思います。HyperTalk、スタック、カード、ボタン、ピクチャ、フィールドからなる構造ももきわめてシンプルで必要十分。画像は専門ソフトに任せたほうがいいからと描画機能を削ったり、カスタムUIがいるかもと言語部分を本格的なオブジェクト指向言語にしたり、実行速度を稼ぐためにコンパイル作業を課すような設計にしていたら、これほどとっつきやすいものにはならなかったと思います。まずは内蔵の機能だけでも十分おいしいので、存分に味わって、不満に思う部分は外部ソフトを使ったり、XFCNを書いたりできた。
なにより、OS付属なのでMacユーザーならみんな持ってる事が期待できるというのがよかったですね。
HyperCardもOpenDocもばったもんが出てこないのは結局のところニーズがニッチなんじゃないかと。
HyperCardが現代に復活するとNScripter [wikipedia.org]に対抗できそうです。
#Macでノベルゲームこそニッチだ、っていう反応は認めない。
ニッチどころか、そのフォロワーは現代において繁栄を謳歌していますよ。
それはWorld Wide Webと呼ばれています。
HyperCard→オーサリング→Web という流れだと解釈する派には、私は懐疑的です。
Webでは基本は静的コンテンツであり、動く機能はあくまで添え物でしょうし。(いわゆるWebアプリは無理を押し通してるだけ)
やっぱり子孫は不恰好かも知れないけどVBのような「ソフト」を作るモノだと思う。
まあ、VBがあまりにも不恰好だったものだから、RAD=しゃれたスタック作成という流れがすっかり寸断されてRAD=無粋な業務アプリ作成という流れになってしまったのはちょっと残念だったけど。
WWWよりもFlashがHyperCardに近いような気が。開発環境が安くない、というのがちょっとネックですが。
curiohttp://dorg.wordpress.com/2007/07/18/curio4-mm/ [wordpress.com]
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
マックの将来に望むこと (スコア:0)
(まあないだろうけど)
Re:マックの将来に望むこと (スコア:2, すばらしい洞察)
HyperCard、iPhoneやiPodTouch向けの開発環境として復活すると盛り上がるだろうなぁ、と思ったりするんですが…。
何かチョロっと下らないものでもとりあえずノリだけで作れてしまう敷居の低さは非常に秀逸だったと今でも思います。
Re: (スコア:0)
WebブラウザのJavaScript+ラッパー
みたいな方向性で
そういうのが出来ないもんでしょうかね。
JSって結構マニアックな言語仕様なので、
HCというかProce55ingというか的な
「簡単化ラッパー」をかましたほうが大衆ウケする気がする。
Re: (スコア:0)
HyperCardについては、スラド民としてはFOSSなパチモンでも全然OKというかむしろ歓迎なのだが、
Macユーザ(ややもすればいわゆるマッカー)だと、
FOSSでは納得してくれなくて、
JOBS御大の息のかかったものでないと満足しないんだろうな。
しゃれぬきにHC路線のものは出て欲しいです。(私としては)誰の手によってでも構いませんので。
#InterfaceBuilderを後継だと見なす、という手もあるが…
Re:マックの将来に望むこと (スコア:3, 参考になる)
HyperCardの場合、ちょっと凝った事やろうとするとXCMD,XFCNを書くみたいな感じで、出来ることは意外と限られてるイメージがありました。ただ、むしろそこがよかったのかも。基本的に、用意されたオブジェクト並べてイベントハンドラの中身書くだけってあたりが、初心者のとっつきやすさにつながっていたかな。
あとなにげなく使いやすいビットマップ描画ツールが内蔵されてるのも、とりあえず他のソフト立ち上げなくても画像を含む作品作れてしまう気楽さに繋がってましたね。
描画ツール含むツールボックスがメニューからぶら下がって、それがメニューから切り離されるのも斬新で(大型モニタの付属機能拡張等でメニューを切り離す機能自体は既出でしたが)、オーサリング作業の過程での描画とUIデザインとスクリプティングのモード切替なども「かったるい」思いをしないですむ手軽で直感的な設計で、さすがビル・アトキンソンといったソフトでした。注意深く機能を選別し、あえてできることを絞った上でそれと意識させないUIを構築するというのが大事なんだと思います。HyperTalk、スタック、カード、ボタン、ピクチャ、フィールドからなる構造ももきわめてシンプルで必要十分。画像は専門ソフトに任せたほうがいいからと描画機能を削ったり、カスタムUIがいるかもと言語部分を本格的なオブジェクト指向言語にしたり、実行速度を稼ぐためにコンパイル作業を課すような設計にしていたら、これほどとっつきやすいものにはならなかったと思います。まずは内蔵の機能だけでも十分おいしいので、存分に味わって、不満に思う部分は外部ソフトを使ったり、XFCNを書いたりできた。
なにより、OS付属なのでMacユーザーならみんな持ってる事が期待できるというのがよかったですね。
Re: (スコア:0)
HyperCardもOpenDocもばったもんが出てこないのは結局のところニーズがニッチなんじゃないかと。
Re:マックの将来に望むこと (スコア:1)
HyperCardが現代に復活するとNScripter [wikipedia.org]に対抗できそうです。
#Macでノベルゲームこそニッチだ、っていう反応は認めない。
Re:マックの将来に望むこと (スコア:1)
Re: (スコア:0)
ニッチどころか、そのフォロワーは現代において繁栄を謳歌していますよ。
それはWorld Wide Webと呼ばれています。
Re: (スコア:0)
HyperCard→オーサリング→Web という流れだと解釈する派には、私は懐疑的です。
Webでは基本は静的コンテンツであり、動く機能はあくまで添え物でしょうし。
(いわゆるWebアプリは無理を押し通してるだけ)
やっぱり子孫は
不恰好かも知れないけどVBのような「ソフト」を作るモノだと思う。
まあ、VBがあまりにも不恰好だったものだから、
RAD=しゃれたスタック作成
という流れがすっかり寸断されて
RAD=無粋な業務アプリ作成
という流れになってしまったのは
ちょっと残念だったけど。
Re:マックの将来に望むこと (スコア:1)
WWWよりもFlashがHyperCardに近いような気が。
開発環境が安くない、というのがちょっとネックですが。
Re: (スコア:0)
curio
http://dorg.wordpress.com/2007/07/18/curio4-mm/ [wordpress.com]