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iPodなどへの補償金課金を文化庁が提案へ?」記事へのコメント

  • 同じ知的財産権でも、特許権とかは自ら抵触を立証した上で、権利範囲だけの正味の価値を試行錯誤して算定して、
    そこからさらに値切られつつもようやく対価を得ることができるという権利がたった20年分しかないのに、
    著作権/著作隣接権は実際どのくらい正規/不正規利用されてるかの調査もせず、1利用相当の価値も明確にせず、
    ぶっちゃけ関係者が暮らしていける額をみんなで割り勘してくれりゃいいよ的な発想のおいしい権利を、50年にもわたってもらえるんですよ。
    文化っていうのはそんな偉いのか?人類社会を豊かにするという意味ではどちらも同じ程度の保護であるべきなんじゃないのか?
    補償金制度というのが合理的だって言うなら、俺が仕事で出したしょぼい特許も、
    もしかしたらどこかで誰かがこっそり使用しているかもしれないから毎年補償金を払ってくれ。
    • by hibirth (19787) on 2008年05月07日 2時03分 (#1340248)
      > 俺が仕事で出したしょぼい特許も、もしかしたらどこかで誰かが
      > こっそり使用しているかもしれないから毎年補償金を払ってくれ。

      もし私的録音録画補償金制度に準じた支払い制度を設けたとしたら、
      すべての登録特許に対する利用割合などで支払われると思うんで、
      毎年補償金払ってもらったとしても1円未満では?
      # 複数の登録団体で割り勘とかいう話になったら、どこの団体に所属するかが勝負になるかも...

      あ、もちろん職務特許扱いで会社の方に支払いますから、
      あなたへの入金については会社と交渉してください :-)

      つか、別に文化がえらくて著作権が優遇されてるわけじゃなくて、
      特許の保護期間を伸ばすことが実施者でもある権利者にとって諸刃の刃だからだと思う。
      あと、類似のものを含めて排他的に独占できる特許の方がある意味占有できる権利が大きいわけだし。
      親コメント
      • by xan (25964) on 2008年05月07日 7時46分 (#1340282) 日記
        >あと、類似のものを含めて排他的に独占できる特許の方がある意味占有できる権利が大きいわけだし。

        ここが一番大きいでしょう。先に出願した方が権利を独占できて見返りも大きく、だからこそ独占範囲を細かく定義づけすることが義務づけられているわけだし、20年と期間が区切られているわけで。

        著作物の場合、独自に創作したものであれば先人の著作物と似ていたとしても問題ありません。権利としては弱いわけで、それで共同で云々という話になるんでしょう。著作物でパクったパクられたとか特許みたいにやり出すと色々と破綻しそうですが。

        一律で徴収されるのに納得いかないというのには同意。こんなやり方で競争原理が働くんでしょうか。フィードバックが正常に働かないみんな仲良くみたいな制度を長く続けてたら、どこか腐り始めるというのがおきまりのパターンだと思うのですが。
        親コメント

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