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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
所詮ちっこい市場 (スコア:0)
Re:所詮ちっこい市場 (スコア:1)
確かに市場規模という意味では販売額を比較するのが正しいんだろうけど、物理媒体の販売とDL販売では輸送コストの関係でもともとの著作者の利益率(印税)がかなり違うはず。
さらに、DL販売だと初回特典はつけられないし、ジャケットも画像一枚がせいぜい。日本ほどではないにしろ付加価値商法みたいなことをしているところもあるはず。
#そんな数字の統計がとられてるかどうかは知りませんが(ぉぃ
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:所詮ちっこい市場 (スコア:1, すばらしい洞察)
輸送コスト以上に、よほどコンスタントに売れない限りは在庫として店に置かれず販売機会を逃す点も重要でしょう。
ほとんどの人に金の、すべての人に時間の限界があって、それを楽しむ時間と金がある時に「そこに無い」場合、
どうしても必要と思ってない限り来週には別の何かに興味が移っている事なんて珍しくない訳ですからね。
食料と違って、文化なんて触れなくても死なないものだから兵糧攻めが通用しません。
逆に、Youtubeでタダで見せて聴かせても、それに惹きつけておける効果が見込めれば次の足がかりになる。
情報過多の時代、世界中の情報の中から、なんで島国のヘタレ音楽が買われる理由がなくなっている現実。
しばらくは有線でタレ流し、CMやドラマのタイアップで露出させる戦略が通用してきたようですが、
タイアップの枠を取るかどうかで売上が決まるようでは音楽の中身など一層何でも良くなっていく。
CDに拘らずiTunesで即売る即買うという、スピード感に乗り遅れたのがソニーの敗因でした。
入荷まで1ヶ月かかるアルバムを待ってでも買う、そんな牧歌的な売り方が通用するのは、
いまやごく一部の古株アーティストくらいのものでしょう。
販売利益という一元的なコストベースだけで見て、iTunesが小さい市場と言っているのは、
日頃触れている文化の幅が狭いとか、そもそも文化価値に投資しないとかそういう層でしょう。
曲数が多いという事から、
①一度の取引額は多くなくてもロングテールで維持できる
②音楽の購買行動という習慣を変え続け拡大している
傾向が伺える訳で、ちっこいと言ってられるのも今のうちじゃないでしょうかね。
まあ、この流れが読めずに乗り遅れれば乗り遅れるほど、カルチャーファーストって題目は、
絵に描いた餅になっていくのは明らかです。