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SMEがiTMSへ楽曲提供へ」記事へのコメント

  • by esumi (15966) on 2005年09月05日 21時42分 (#793740)
    ソニーミュージックエンタテイメントがiTMSに参加しないのに
    失望とかありますが、何か根本的に間違ってるような気もします。

    そもそもiTMSのビジネスモデルって、配信する楽曲の値段を原価割れ
    覚悟で定額に押さえる代わりに再生可能なポータブルプレーヤーを
    iPODに限定させる事によりiPODの売り上げによって総合的に利益を
    得ようというものだと認識しております。
    (つまりゲーム業界のビジネスモデルの逆パターン)

    なので、元来単独では殆ど利益をもたらさないばかりか赤字に
    なる可能性ばかりが高い音楽配信のみに参加するのって、業者に
    とっては(楽曲の単価をそれなりの水準にしないかぎりは)
    殆どメリットって無いと思うのです。
    ユーザー側としては音楽配信対象が安いところに統一されるのは
    望むところなのでしょうが、元からハードで儲ける事が前提にある
    アップル以外の業者にiTMSに参加しないから失望したとか何故
    参加しないんだとか目先の事のみの思考で苦言を呈すのは
    いかがなものかと。

    個人的にはこのままだと国内の音楽産業自体がアップルに
    乗っ取られて利益は全てアップルに持ってかれるというような
    未来が待ってそうでイヤなんですよね。
    先日のRioの終焉もそれを予感させる出来事ですが、なんでも
    競争相手というのは必要だと思うのですよ。できれば
    アップルの一人勝ちが完了してしまうような未来は見たくない。

    是非ともソニーミュージックには取りあえずiTMSには参加する
    が、将来的にはiTMSと似たようなビジネスモデルを構築し、
    国内から巻き返しを図るような逆転劇の模索を期待していきたい。

    そして消費者の皆さんはiTMSのあの楽曲の安さは薄利多売も
    さることながら、iPODが売れるのを見越してからこその安さで
    ある、という事をゆめゆめ忘れてはならないと思います。

    楽曲配信の仕組みが世界的に統一される事は良いことですが、
    それが再生可能なプレーヤーが一企業の独占となるのは
    決して素晴らしい未来では無い、むしろそれは恐ろしい世界
    なのではないでしょうか。
    • by Anonymous Coward on 2005年09月05日 21時55分 (#793751)
      なんか激しく勘違いしていらっしゃるようで。

      ハードで儲けるビジネスモデルならiTunes(ソフトのほう)を無料配布する必要はありませんね。しかし、実際には無料クライアントを配布している、誰の目にも明らかです。

      原価割れ?という表現もおかしい。デジタルコピーを一部作るためにいったい何の原価が存在するというのでしょう。そもそも音楽業界は歩合制です。売れないアーティストに収入はありません。通信費や人件費をペイできないことを指して「原価割れ」というのは言葉の使い方を間違っているといわざるを得ないでしょう。

      要は企業努力なんです。既得権利にあぐらをかいてい(る|た)音楽プロバイダに必要なものは。
      親コメント
      • >ハードで儲けるビジネスモデルならiTunes(ソフトのほう)を無料配布する必要はありませんね。

        ハードで儲けるビジネスですよ。
        ソフト(プラットフォーム)を無償にし、ソフトと連動するハード(周辺機器)やソフトと連動するコンテンツを売って儲けています。
        Appleにとってコンテンツの利益率が高くないことは反論も少ないでしょう。
        (利益率が小さくても固定費も小さいので利益自体はバカにしたものではないでしょうが)

        まず最初に登場した
        • >元来単独では殆ど利益をもたらさないばかりか赤字に
          >なる可能性ばかりが高い音楽配信

          この部分はどこに消えましたか?
        • 薄利でも 多売できれば 問題ない

          つーか、キミは近所のスーパーやコンビニの利益率を過大評価しすぎだ。
          iTMSは少ない投資(デジタルデータの無店舗販売)で、極端な薄利多売することによって儲けを出しているのだよ。

          > ハードで儲け
    • by yottan (27931) on 2005年09月05日 22時10分 (#793763)
      AppleをMicrosoftに、iPodをPCに置き換えても読めた気がする。いや…批判じゃなくて。アメリカ企業のやり方なのかしら…。

      さておき、とりあえず、日本の音楽配信はどのような形であれ、著作権者にお金が入るシステムではないとのこと。(参考URL提示できないのが残念…噂話としてとっておいてください。)

      アメリカで楽曲が一曲100円前後で販売されているのはアメリカのレコード会社の体質が日本のレコード会社の重厚長大的体質と違い、著作権者にお金が最も入るような仕組みだからとどこかで読みました。(つまり日本で同じ価格でやったら原価割れを起こすが、アメリカでは別にそうでもない、ということでは?事実、アルバムの価格は、配信でなく、リアルにメディアで買ってもアメリカで買ったほうが圧倒的に安いですよね。)

      もしそうだとすると、単純に企業の懐をあたためるための音楽配信サービスに(あるいは既にSME他、レコード会社に独占されている市場に)新風を吹き込んだという指摘の真実味も出てくると思うんですが…

      また、Rioは台湾メーカー等からの圧迫で低価格路線をとるにとれず、かといって、高価格帯はiPodに抑えられてしまったという、純粋に商品展開戦略上のミスとも取れるのですが…
      親コメント
      • あんまりな嘘 (スコア:2, 参考になる)

        by Anonymous Coward on 2005年09月06日 1時07分 (#793901)
        天地がひっくり返っても、日本では著作権者に分配がなされないなんてことはあり得ません。JASRACの管理楽曲であれば、法律上、支払わないで済ませられる方法がないからです。1円単位になるようなスケールではあるかもしれませんが、振込手数料の方が高くつこうとも、著作権使用料の分配は必ずなされます。
        むしろ、iTMSに販売委託する際の手数料(原価?)やJASRACへ支払う著作権使用料を差し引くと、レコード会社の取り分が残らない、というのが実態に近いです。
        噂話と断りながらもそれを正しいとしてしまっている上記の議論の展開は悪質ですらありませんかね。
        親コメント
        • by Anonymous Coward

          天地がひっくり返っても、日本では著作権者に分配がなされないなんてことはあり得ません。

          どうなる「私的録音補償金制度」 [impress.co.jp]より。

          東京都渋谷区のJASRAC本部 ――私的録音補償金制度による分配がユーザーから見て「不透明」との指摘もありますが。  JASRACの場合は、私的録音補償金の管理団体である「sarah」から権利者分配全体の36%が分配されています。200

          • 著作者にあまり多く支払われていない、という結論はあまり変わらないと思いますが、
            「私的録音補償金の分配」と、通常の「著作権使用料の分配」を混同してはだめでしょう。

            iTMSなどのネット販売の場合、
            販売業者はJASRACに7.7%を支払い、 [jasrac.or.jp]
            JASRACは、そこから、管理手数料 15%(PDFです) [jasrac.or.jp]をさっ引いた残りを著作者に支払います。

            これだけ見ると、著作者にはほとんど入ってこないように見えますが、これは純粋な著作権、「歌詞と楽譜の使用料」の話です。(着メロなんかはこれで全部になりますが)

            通常の録音された楽曲の配信では、「演奏」「歌唱」など、JASRACに管理されない隣接権について、
            使用料を、JASRACを通さずに直接権利者に支払う必要があります。

            今回のタレコミの「配信手数料などで合意に至れば」というのは、
            この、直接 iTMS から SME に支払う部分での話ですね。
            親コメント
      • と…プレビューしたのだが、議論が杜撰なところが直っていませんでした…orz
        読み返すと主張が意図と異なる…。(著作権者にお金が入る→著作権者の正当な権利を保障するような)

        そんな言い訳はおいておくとして、出展というか、元ネタです。
        http://www.amvox.co.jp/entrance/vision/

        つまり、本質的に、日本の著作権システム自体が問題である可能性と絡めて考えてみたということです。
        何も、法的な手続きが無視されているとは主張するつもりは全くありませんでした。が、以後気をつけます。
        親コメント
    • by astro (17245) on 2005年09月05日 22時33分 (#793783) 日記
      なかなか面白い視点でしたが、何点かカン違いがありますね。

      「配信する楽曲の値段を原価割れ覚悟で定額に押さえる」
      ですが、その場合の原価というのは何を指すでしょうか?
      CDのような物理媒体や、自社のネットワークやサーバで
      配信するのではなく、iTMSに載せる限り、配信にかかわる
      コストはiTMS側にかかってくるはずです。また、もともと
      CDなどが売られているものですから、あえてコストをかけて
      プロモーションすることも必要ないでしょう。
      原価というのは、かなり低いのではないかと推測されます。
      本当にコスト割れなら、レーベルによっては参加しない、
      という選択肢もあるはずです。
      逆にiTMSに参加することで、薄利多売の戦略をとることも、
      これまた理にかなっている行動です。

      まずは、お金を出す人間に受け入れられる、これが自由競争の
      基本であり原点でしょう。

      iTMS、iPod、ひいてはAppleを叩くのはおかしいです。
      消費者に受け入れられるモデルを作ったのは純粋な企業努力であり、
      他社はそれを怠ったに過ぎないからです。
      少なくともソニーや、音楽レーベルのこれまでの行動こそ、
      日本の音楽ファンを失望させるに十分なものだったと思います。
      音楽の作り手を保護するのは大切なことですが、だからといって
      音楽の聞き手をないがしろにしてしまっては無意味です。
      親コメント
    • by hatoya4126 (9326) on 2005年09月05日 23時23分 (#793825) 日記
      そもそも「原価割れ覚悟」って誰の?何の?
      あなたの議論は最初はiTMSのビジネスモデルを語ってiTMSの曲の廉価販売とハードでの利益回収を語っているのに、いつの間にかAppleに曲を提供しているレコード会社の原価=採算問題に摩り替わっていますよ。はしょりすぎです。

      そもそもiTMSの普及はiPod以上に、購入もその後のハンドリングも複雑で非現実的だったダウンロード販売とDRMに新しいアプローチを示したことが主因だったと私は思います。

      そして何より、輸入CD、CCCD、私的録音補償金の問題などに見て取れるJASRACを中心とした皆様の護送船団ぶりこそを「ゆめゆめ忘れてはならない」と思います。

      SMEが参入を遅らせているのは、誰が見てもSonyが「元からハードで儲ける事が前提」の構築に失敗してるからでしょ。
      「遅れている」んじゃなくて「遅らせて」いるんですよ。
      ここ試験にでますからね。
      親コメント
    • by fin. (24028) on 2005年09月06日 3時01分 (#793929)
      CD作るのとiTMSで売るのはアーティストへの実入りはほぼ同じなんですけど。

      アーティストにとっては、CD廃盤にされる方が問題なんですよ。

      ベストアルバムで時間稼ぎできないのはつらいんだけど。

      レーベルもiTMSできちんと儲かってます。

      CDって在庫管理で大変なんですよ。場所とるし。

      あと、自分の所の持っている曲の10分の1も提供できていないんですよ。米国でも。
      だってどこにしまったか分からないんですよ。探すので大変なんです。はぁ疲れた。

      iTMSのおかげで整理できてCDも売りやすくなり助かってます。

      日本ルールがあるので、iTMSへ出す許可を取るのが大変です。曲自体、作った本人の持ち物でないのですよ、
      本人が歌っても、金を払う必要がある良くできた、色んなたかり構造ができているので。

      日本のCDがなぜあの価格なのか考えればわかるでしょ。

      JASRACとかに上納金も納めなくちゃいけないし。JASRACってただの天下り団体。カラオケGメンとかいるけど。

      アップルが荒野を整地してくれた後に、
      Amazon,Google,Microsoftがそっくりそのままいただくビジネスモデルができていますので、
      アンチアップルの方もご心配なく。

      まだ、OS時間では1993年くらいなのかな。MacOSは使いやすいなんて。 2年後には。Windows95登場

      SMEはBMGまで取り込んでConnectをやってますが、ライバルレーベルと交渉難航で曲は集まらないです。あきらめて下さい。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2005年09月05日 22時39分 (#793790)
      そして消費者の皆さんはiTMSのあの楽曲の安さは薄利多売も さることながら、iPODが売れるのを見越してからこその安さで ある、という事をゆめゆめ忘れてはならないと思います。
      なんでこんな嘘or事実ではないことを書くのか分からないが、
      別に曲の値段がアップルが最安ってことではない。
      1曲79セントで売っているところもあるのに。
      ビジネスモデルとしてハードを売ってるわけで
      広告収入等で築いてもいいわけだし。
      親コメント
    • by nabepyu (9623) on 2005年09月05日 23時29分 (#793828)
      私もそう思います。アップル自体は好きですし、MacもiPodも所持しています。
      でも、10年後を考えた時は怖いです。
      CDというメディアは10年後もCDであり続けた訳ですし、所持している事で
      いつまでも聞き続けることができると思います。
      メディア自体が劣化するといいうのも承知していますが、CDを大事にするということで・・・
      iTMSは10年後どうなっているでしょうか? 今のようなiPod専用なんていう独占状態でなりたっているのでしょうか?
      Appleより楽曲を提供したSonyの方がオープンな気がします。
      ちょっと違うのかもしれないですが、オープンソースについて語れる場としてのスラッシュドットらしからぬ事だと思います。
      メディアの報じ方もiTMS擁護派が多く、それでいいのかとも思う。
      とは言えども、楽曲流通に風穴をあけた事は評価したいです。
      親コメント
      • by ryo_jp (9684) on 2005年09月06日 0時46分 (#793887)
        逆にそこにこそパッケージとしてのCDを売り続ける意味があるんじゃないのかな。
        私は好きなアーティストのアルバムのCDは買おうと思うけれど、好きでもシングルまでは買おうとは思わないし、iTMSでシングルが買えるのなら積極的にそっちで買う。
        CDは曲だけではない物理的な+αを付加出来るという強力なアドバンテージがあるのだし。
        日本では後発となったiTMSでの曲がここまで売れているのは、海外でiTMSが流行っているにもかかわらずそれを無視し続け、売り手のエゴで買い手が一方的に使いづらくなっていた隙を突かれた形になっただけだと思う。
        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2005年09月05日 23時44分 (#793839)
        今のiTMSでアルバム単位で買えばCDに丸ごと焼いて再リッピングでどこでももってき放題だかんね。linuxだろうとaiwaのmp3プレイヤーだろうとどこでも。ネットワークウオークマンだってもちろんん問題ない。SonicStageに焼いたCD突っ込めばいい。
        この程度の独占やDRMは全然怖くない。買ったものは自分のもんとしてずっと聞いていける。
        それに対して他の国内の音楽配信のほとんどは他のosでどうにも聞きようがなかったり、最悪な場合にはハードウエアがクラッシュしたらはいそれまでよ、二度と聞けませんよもう一回買ってください、などという態度をとり続けてきた。もしくは機種変したら買い直してくださいな、みたいなー。

        どっちを優先的に叩くかっていったらねえ。
        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2005年09月06日 1時39分 (#793913)
        いまいちよくわかんないのですが、10年後が怖いっていうのは、なにが心配なんでしょうか?iTMSで買った曲が聴けなくなるかもしれないって意味ですか?
        オーディオファイルという概念がなくなることは少なくとも100年くらいは考えられない気がするので(知らんけど)、たぶん問題はDRMということになりますが、でも万が一Appleがこの世からなくなっても、FairPlay DRMを外すか別のDRMに置き換えるアプリがいっこあればいいだけだから、そんな後始末も仁義もなしにAppleはなくなんないのではないかな。核戦争でもなければ。技術的な部分を公開してくれるだけでも、それこそオープンソースで山ほどDRMを外すアプリが生まれるでしょうし。
        むしろMDなんかはわりと近い未来に規格として寿命が終わるでしょう。新しいプレイヤーも発売されなくなり、持っているMDが聴けなくなるでしょう。日本ではそっちのほうが影響は大きい気がする。そう考えれば、なんでそんなにiTMSだけが過去のメディアに比べて心配とおっしゃるのか、どうもよくわかりません。
        親コメント
        • 不思議な話だが、iTMS以外の音楽流通では何時も問題にされる、コンテンツ流通としての保障が何故かiTMSだけは無視されるんだけども。

          技術的な部分を公開してくれるだけでも、それこそオープンソースで山ほどDRMを外すアプリが生まれるでしょうし。

          既に互換DRMをApple社が許さないとしている辺り、不安を感じている人は多いと思いますが。

          そう考えれば、なんでそんなにiTMSだけが過去のメディアに比べて心配とおっしゃるのか、ど

          • >既に互換DRMをApple社が許さないとしている辺り、不安を感じている人は多いと思いますが。

            ここから全力で目を反らそうとする奴が多くて困る。
            まあ、CD-DAに焼ける [srad.jp]から良いんだろうけど。
          • >「親のCDを持っていない全ての流通に共通する問題」で、当然
            >iTMSだってそれからは逃れられませんから、問題視しても何ら
            >不思議では無いと思われますが。

            そんなのは、デジタルデータであれば何にでも該当するのでは?

            「デジタルコンテンツを購入するとはどういうことか」ということを
            あらためて考えてみるべきだと思います。

            iTMSで曲をダウンロードすると、「ちゃんとバックアップしてね!!」
            ってダイアログが出ます。そこまで啓蒙してくれます? 他のサービス??
            ##ああ、そもそもバックアップなんか出来なくてもう一回金払えって
            いうんでしたね。たいがいのサ
            • >なんだかんだいってもオーディオCDデータは最強の互換フォーマット。

              そのCDからは、元と同一のAACデータが復元できない以上、バックアップとは言えないと思うが。
      • sonyとSMEを混同してるんじゃないですかね。
      • SMEとソニーをごっちゃに考えていないか?
        今回の件は、SMEが反発したってことだ。相変わらずの
        ATRAC縛りのソニー(しかも日本だけ)よりアップルのが
        相対的にはマシだよ。
      • > CDというメディアは10年後もCDであり続けた訳ですし

        これを言い切ってしまう方が/.らしからぬ事だと思う
        少なくとも自分は音楽メディアの10年後なんて妄想しかできない
    • by Anonymous Coward on 2005年09月05日 22時40分 (#793791)
      > なので、元来単独では殆ど利益をもたらさないばかりか赤字に
      > なる可能性ばかりが高い音楽配信のみに参加するのって、業者に
      > とっては(楽曲の単価をそれなりの水準にしないかぎりは)
      > 殆どメリットって無いと思うのです。

      じゃあ、iTMS-Jが登場したとたん楽曲の値段をiTMS-J並に下げたほかのサービスっていったい何で儲けようって言うんだい?

      結局、iTMS-Jのあの値段でも儲かるって事なんじゃないのかい?
      親コメント
    • こういった一部のメーカによる市場独占の原因は
      1.コンテンツ利用におけるフェアプレイの定義が確立していない
      2.メーカーは利益追求のために独自フォーマットでデータを提供したがる
      3.1と2の理由により、オープンで誰でも利用可能なDRM技術が普及していない

      ことから来ていると思います。
      音楽配信の原価がどれだけかは分かりませんが、CDのプレス、
      卸/小売業者の中間マージン、配送、保管等のコストがなくなったことを
      考えるとまだまだ高い気がします。
      標準DRMの普及によってアーティストがどこでも曲を発表
      できるようになれば、現状のApple一人勝ちのような優位性が
      薄れて価格競争がおき、値段は安くなるでしょう。

      インターネットは誰でも情報発信ができるインフラのはずなので、
      理想はアーティストが消費者に対してダイレクトに楽曲を
      提供できることですね。
      アーティストからすると宣伝やツアーなど個人では
      企画/実行が難しいものもありますが、全体にインフラは
      整いつつあると思うので最後の
      ポイントはオープンDRMじゃないかと思っています。
      親コメント
      • オープンDRMって、どんなDRMですかね?
        誰でも、使用できるDRM?
        誰でも、作成できるDRM(ソース提供の)?

        誰でも使用できるDRMって誰が作るの?
        その製作にかかるコストは誰が持つの?

        なんて、考えると、利権問題やら、なんやらで
        今と状況変わらないじゃないですかね。
        普通に考えれば、解りそうな事だと思うのですが。

        要はハリウッドみたいなコンテンツ提供で力が強いところが
        このDRMじゃなきゃ、駄目っていうしか、無いと思うのですが。
        親コメント
    • 音楽は元々薄利多売が合う物だとおもいますけどね。

      iTMSの一曲150円というのもまだまだ安くできると思いますし、
      安いほうがユーザーの拡大につながると思います。
      一曲あたりが安ければ聴く音楽の数も増えるでしょうし、
      ユーザー一人当たりの音楽的嗜好も広がっていくでしょう。
      そうしてみんなが自分の本当の音楽的嗜好を理解したうえで
      好きなアーティストを探して楽曲を購入していく。
      それが出来るぐらい安くなくてはこの先どうしようもない気がします。

      アップルがやっとこさDL販売を確立して定着させようとしているんですから、
      もっと魅力的なサービスがあればそっちに流れる事もありえるでしょう。
      大事なのはアップルの販売形態は別に特殊ではないってこってす。
      レーベルにオンライン販売もちゃんとやれば良いものになると認識されればいいのでは?

      --
      iPodに対抗できるのはミクロやんしかない!
      親コメント
    • SONYだってMoraとか使って同じ戦略してるじゃん。
      配信サービスとその母艦再生機の抱き合わせビジネスモデルにおいて、iTMS「のみに」楽曲を提供しないのは、どう考えても利用者を顧みない行為でしょう?
      「SONYの縛りはきれいな縛り、Appleの縛りは汚い縛り」ですか?
      親コメント
    • えぇ、独占されないよう頑張ってもらいたいですね。
      Macユーザにも門戸を開き、それなりの価格を付けて。

      それができなかった結果がこれですから。
    • >個人的にはこのままだと国内の音楽産業自体がアップルに
      >乗っ取られて利益は全てアップルに持ってかれるというような
      >未来が待ってそうでイヤなんですよね。

      んーと、時間稼ぎは十分してありましたよね。 iTMSが始まるまでに何年

    • iTMSでAppleに儲けが出ないのは楽曲の原盤を持ってい
      ないから(儲けの大半はレコード会社へ渡るから)であ
      って、原盤を押さえているSMEがiTMSと同価格で楽曲を
      出しても十分利益は得られるのでは?
      (SONY本体の利益は知らん。)
    • > ゲーム業界のビジネスモデルの逆パターン
      ゲームだけじゃなくてCD,DVDも同じ。
      違うのは共通規格だったのでメーカーが限定されなかったこと。
      音楽配信だって本当は同じことが出来るはずなんだけど。
    • iTMSにかかる経費はApple持ちで、レーベルは既にある音源を提供するだけで
      ほとんどただで売ってもらえる訳です。AppleはiTMSで儲けるビジネスモデル
      ではないので、AppleはiTMSが充実してiPodが売れることで利益を確保してい
      るのです。よってiTMSで経費の掛からないレーベルはボロ儲けです。そして
      アーティストはCD売るのと同程度の印税を受け取ります。日本ではガメツい
      既得権益団体が高い手数料(20%程度)を取るので楽曲の値段が高いですが、
      • 、AppleはiTMSが充実してiPodが売れることで利益を確保してい るのです。

        これは不安要素だと思うのだけど。

        iPodで利益確保を考えている限り、他のプレイヤーメーカーに対してのユーザーの囲い込みはするだろうし、また、iPodで稼げなくなった時にiTMS自体がどうなるのか?という懸念が付きまとうのですが。
        何時までも初物市場のウハウハ状態が続く

      • >レーベルは既にある音源を提供するだけで

        「既にある音源」を確保するための経費は見えない振りかね。
        無から沸いて出るとでも思ってるのだろうか……

        >日本ではガメツい既得権益団体が高い手数料(20%程度)を取るので
        • 根拠の無い批判だね。

          http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0405/19/news077.html
          http://www.itmedia.co.jp/anchordesk/articles/0505/16/news020.html

          iTMSが無ければiTMSで販売された分の利益は産まれない。
          iTMSで売る為の費用はレーベル側にはかからない。iTMS専用
          に楽曲を作ってプロモーションを独自に行う等をすれば別。

          著作権管理という公益性の高いことをやっているのに
          • >iTMSで売る為の費用はレーベル側にはかからない。

            やっぱり、無から産まれてくると思ってるのか、アホラシ。
            ところで、レーベルって書いてるけど意味わかって使ってますか?

            >手数料でボロ儲けてしている

            とりあえず因縁つけとけば「オレ様カコイイ」とでも思ってるのだろうか?
            ちゃんと根拠示そうね。
            • >とりあえず因縁つけとけば「オレ様カコイイ」とでも思ってるのだろうか?

              別ACだけど、それはあなたに対してみんなが思っていることだと思う。(^^;

              もっとネット販売の音源の経費がCD販売に比べどの程度高いかとか、実際の
              手数料は何%だとか、少しでも具体的なことを書けばいいのに。

              #まあ、知らないんだろうけどね...

計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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