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> 輸出適格制限> お客様は、キューバ共和国、イラン・イスラム共和国、スーダン共和国、イラク共和国、リビア共和国、北朝鮮、シリア・アラブ共和国その他アメリカ合衆国が輸出を禁止している国家(以下「対象国家」といいます。)の市民、国民、居住者、又は、その統制下にある者(以下「対象者」といいます。)であってはいけません。
Oracle Database Express Editionライセンス契約 [oracle.com]
へーいつから客を選べるほど偉くなったんだか
「アメリカ合衆国が輸出を禁止している」のが理由らしいので、企業側に皮肉を言っても仕方ないかと。
日本だと暗号製品は軍事転用可能な技術ということで、ヤバい国相手の輸出には制限がかかっていたりします(アメリカの法律は知りませんが、イメージ的には日本と同等かそれ以上に厳しそうです)ので、例えばファイルの暗号化機能がその制限に引っ掛かるのかもしれないと思いました。
別表第三の二(第四条関係) アフガニスタン、コンゴ民主共和国、コートジボワール、エリトリア、イラク、レバノン、リベリア、リビア、北朝鮮、ソマリア、スーダン 別表第四 (第四条関係) イラン、イラク、北朝鮮
が挙がってますね。他、安全保障に関係する貿易規制については経産省のこのページが詳しいです。 [meti.go.jp] という訳で合衆国内の企業も同様の法規の規制を受けてるんでしょう。
暗号関連だと、Wassenaar Arrangementってのがまずあるから(Arrangementは協定でいいのかな)http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/arms/wa/ [mofa.go.jp]これの参加国は、実施時期に差は出るけど、規制内容はより厳しくするのでない限り同じになる。
これを実装している法令が、外国為替および外国貿易法(いわゆる外為法)輸出貿易管理令#昔は外国為替管理法、輸出入管理令だったような
規制の内容は割りと頻繁に見直しが入るせいか、上記法令の別表および個別の省令で実装してます。#内容は上記コメント内のリンク先からたどれます
MTCR(ミサイル技術管理レジーム)http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/mtcr/mtcr.html [mofa.go.jp]などの実装も混ざっている上に、参照と改定の山だから見難い見難い
なおWAにおいて「輸出」の概念が変わっている。#居住者云々のあたり
アメリカが独特なのは別コメントにあるけどEARの実施。アメリカ産の技術およびその実装物をアメリカ以外の国から輸出する際に(再輸出)、アメリカの当局に届け出、認可を得ることを要求されることがある。
横流し、購入者偽装などを想定して、どちらも購入で規制が消尽しない。
北朝鮮は普通にMicrosoft製品とかもNGですしね。 [microsoft.com]
スマホアプリとかの○○アプリも米国経由になったりするので、ちゃんとやらないといけません。MSサイトに米国法でもセーフな暗号の使い方リストの参考例が。 [microsoft.com]
アメリカの法律(EAR)がやばいのは、米国以外でも違反するとリスト(DPL)に載って米国へ輸出禁止になるだけでなく、EAR指定の米国製品(含む技術)を完全に扱えなくなる事でしょう。リストに載ると例えば米国企業がヨーロッパに輸出した物を輸入する事(再輸出入)も禁止となります。
企業だったらまるっと米国市場を失うって事ですし、米国製品を使えなくなるって事になりますからねぇ。
これは参考になる。ありがとう。通信秘匿っぽいものはNGで、DRMとかはオッケーなのか
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ちなみにオラクル製品の多くは北朝鮮に輸出できません (スコア:1)
> 輸出適格制限
> お客様は、キューバ共和国、イラン・イスラム共和国、スーダン共和国、イラク共和国、リビア共和国、北朝鮮、シリア・アラブ共和国その他アメリカ合衆国が輸出を禁止している国家(以下「対象国家」といいます。)の市民、国民、居住者、又は、その統制下にある者(以下「対象者」といいます。)であってはいけません。
Oracle Database Express Editionライセンス契約 [oracle.com]
Re: (スコア:0)
へー
いつから客を選べるほど偉くなったんだか
Re: (スコア:0)
「アメリカ合衆国が輸出を禁止している」のが理由らしいので、企業側に皮肉を言っても仕方ないかと。
日本だと暗号製品は軍事転用可能な技術ということで、ヤバい国相手の輸出には制限がかかっていたりします(アメリカの法律は知りませんが、イメージ的には日本と同等かそれ以上に厳しそうです)ので、例えばファイルの暗号化機能がその制限に引っ掛かるのかもしれないと思いました。
Re:ちなみにオラクル製品の多くは北朝鮮に輸出できません (スコア:2)
が挙がってますね。他、安全保障に関係する貿易規制については経産省のこのページが詳しいです。 [meti.go.jp]
という訳で合衆国内の企業も同様の法規の規制を受けてるんでしょう。
Re:ちなみにオラクル製品の多くは北朝鮮に輸出できません (スコア:1)
暗号関連だと、Wassenaar Arrangementってのがまずあるから(Arrangementは協定でいいのかな)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/arms/wa/ [mofa.go.jp]
これの参加国は、実施時期に差は出るけど、規制内容はより厳しくするのでない限り同じになる。
これを実装している法令が、
外国為替および外国貿易法(いわゆる外為法)
輸出貿易管理令
#昔は外国為替管理法、輸出入管理令だったような
規制の内容は割りと頻繁に見直しが入るせいか、
上記法令の別表および個別の省令
で実装してます。
#内容は上記コメント内のリンク先からたどれます
MTCR(ミサイル技術管理レジーム)http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/mtcr/mtcr.html [mofa.go.jp]
などの実装も混ざっている上に、参照と改定の山だから見難い見難い
なおWAにおいて「輸出」の概念が変わっている。
#居住者云々のあたり
アメリカが独特なのは別コメントにあるけどEARの実施。
アメリカ産の技術およびその実装物をアメリカ以外の国から輸出する際に(再輸出)、
アメリカの当局に届け出、認可を得ることを要求されることがある。
横流し、購入者偽装などを想定して、どちらも購入で規制が消尽しない。
Re:ちなみにオラクル製品の多くは北朝鮮に輸出できません (スコア:2)
北朝鮮は普通にMicrosoft製品とかもNGですしね。 [microsoft.com]
スマホアプリとかの○○アプリも米国経由になったりするので、ちゃんとやらないといけません。
MSサイトに米国法でもセーフな暗号の使い方リストの参考例が。 [microsoft.com]
アメリカの法律(EAR)がやばいのは、米国以外でも違反するとリスト(DPL)に載って米国へ輸出禁止になるだけでなく、EAR指定の米国製品(含む技術)を完全に扱えなくなる事でしょう。
リストに載ると例えば米国企業がヨーロッパに輸出した物を輸入する事(再輸出入)も禁止となります。
企業だったらまるっと米国市場を失うって事ですし、米国製品を使えなくなるって事になりますからねぇ。
Re:ちなみにオラクル製品の多くは北朝鮮に輸出できません (スコア:1)
これは参考になる。ありがとう。
通信秘匿っぽいものはNGで、DRMとかはオッケーなのか