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電子版が4%に満たないとは…。それでも好調と言われてしまうってのも…。
コストパフォーマンス(利益率)がとてもいいんでしょうか?電子版は。
少なくとも、ハードカバー版も電子版も同じ値段のようです。だとすると、製本費用分はすくなくとも電子版の方が利益が大きい。その他、在庫とか返品リスクとか考えると、、、
そもそも、なんで同じ値段なんだ?
売れるから。売れるのに安くする馬鹿はいない。
電子版を半額にしたら、販売数は倍以上に増えるよ。紙のは100万部売っても赤字なんだから、それが減ることになってでも、丸儲けの電子版をもっとたくさん売ったほうが利益も大きくなる。
電子版を半額にしたら、販売数は倍以上に増えるよ。
んなわけねえ。需要と供給、及び収益の関係はそんなに単純じゃ無ぇよ。書籍なんてブランド商売の権化なんだからグラフを作ると分かるが価格を変えて出した場合のシミュレーションをすると、かなり複雑怪奇な曲線を描く。高額であっても一定量から販売量が落ちにくいなんて現象はあたりまえで、始めから価格を下げ文庫で売った方が売上げ部数が減るなんて現象までみられる。一方収益率は昔ながらのロイヤリティで売上げの何%と言う形が主流だから、価格で変動する。つまり値段を半分にすると倍以上に増えるなんて現象は発生せず(需要がそこにないから)、一方ロイヤリティ収入は確実に落ちる。そのため通常出版社は需要を見極めて、収益が最大になる所(あるいは部数が最大になり、収益が一定確保できる所)を選んで価格を設定する。
だから「売れるのに安く売る馬鹿はいない」んだよ。この点で、コンテンツは米や味噌や大根とは違う。一方米や味噌や大根が「入れる腹は一つ」という大枠の需要限界があるのと同じく「時間は24時間しか無い」という需要限界もある。だから説明するためにあえて単純化した古典的経済学だと価格を0にしたら需要は無限になることになるが、現実はそんなことは無い。(読みもしないのにとりあえずDLしておくかと言う別の需要は発生するかも知れないが)
しかも今回の場合はロイヤリティが非常に高かったと言う事が伝えられているのだから、どうやっても利益が出なくなる価格の下限が決まっていたと考えられる。しかしこれだけの販売部数で収益が出なかったという事が事実ならば、むしろ価格を上げて収益を確保するべきだったという論の方がよほど合理的。ここで真逆の「価格を半額にすれば倍以上に増える」が直感的におかしいと気づけないようなら自分の経済感覚を疑った方がいい。
紙のは100万部売っても赤字なんだから、それが減ることになってでも、丸儲けの電子版をもっとたくさん売ったほうが利益も大きくなる。
これも同じ。電子版の需要は頭打ちだから爆発的に変わりはしない。Webの声のでかい人々だけを相手に商売しているわけでは無いから。まだキャズムは超えてない。それにさ、電子版の販売コストが常に一定だと思っているこの手の輩よく見るが一体何なの?
電子書籍なら1章ごと売るとかも手だなでも、ジョブズってだけで売れるからそんな事する必要無いよね
電子版に限りゃ、倍程度は余裕だろうな。紙版からのシフトで。
赤字構造についても仰る通りだが、流通コストを甘く見積もっとらんかなぁとも思う。
「売れるのに安く売る馬鹿はいない」ってのは自由競争原理の働く環境で使える言葉であり、再販制度下の書籍に使うのは不適切かと。
>「売れるのに安く売る馬鹿はいない」ってのは自由競争原理の働く環境で使える言葉であり、再販制度下の書籍に使うのは不適切かと。だから電子書籍に再販制度は無いんだってば
> 「売れるのに安く売る馬鹿はいない」ってのは自由競争原理の働く環境で使える言葉であり
全然関係ない。むしろ 「売れるのに安く売る馬鹿はいない」からこそ独占が問題になる。
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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
このネタで (スコア:1)
電子版が4%に満たないとは…。
それでも好調と言われてしまうってのも…。
Re: (スコア:0)
コストパフォーマンス(利益率)がとてもいいんでしょうか?電子版は。
Re: (スコア:1)
少なくとも、ハードカバー版も電子版も同じ値段のようです。
だとすると、製本費用分はすくなくとも電子版の方が利益が大きい。
その他、在庫とか返品リスクとか考えると、、、
そもそも、なんで同じ値段なんだ?
Re: (スコア:1)
そもそも、なんで同じ値段なんだ?
売れるから。
売れるのに安くする馬鹿はいない。
Re: (スコア:0)
電子版を半額にしたら、販売数は倍以上に増えるよ。
紙のは100万部売っても赤字なんだから、それが
減ることになってでも、丸儲けの電子版を
もっとたくさん売ったほうが利益も大きくなる。
Re:このネタで (スコア:0)
電子版を半額にしたら、販売数は倍以上に増えるよ。
んなわけねえ。需要と供給、及び収益の関係はそんなに単純じゃ無ぇよ。
書籍なんてブランド商売の権化なんだからグラフを作ると分かるが価格を変えて出した場合のシミュレーションをすると、かなり複雑怪奇な曲線を描く。高額であっても一定量から販売量が落ちにくいなんて現象はあたりまえで、始めから価格を下げ文庫で売った方が売上げ部数が減るなんて現象までみられる。
一方収益率は昔ながらのロイヤリティで売上げの何%と言う形が主流だから、価格で変動する。
つまり値段を半分にすると倍以上に増えるなんて現象は発生せず(需要がそこにないから)、一方ロイヤリティ収入は確実に落ちる。そのため通常出版社は需要を見極めて、収益が最大になる所(あるいは部数が最大になり、収益が一定確保できる所)を選んで価格を設定する。
だから「売れるのに安く売る馬鹿はいない」んだよ。
この点で、コンテンツは米や味噌や大根とは違う。一方米や味噌や大根が「入れる腹は一つ」という大枠の需要限界があるのと同じく「時間は24時間しか無い」という需要限界もある。だから説明するためにあえて単純化した古典的経済学だと価格を0にしたら需要は無限になることになるが、現実はそんなことは無い。(読みもしないのにとりあえずDLしておくかと言う別の需要は発生するかも知れないが)
しかも今回の場合はロイヤリティが非常に高かったと言う事が伝えられているのだから、どうやっても利益が出なくなる価格の下限が決まっていたと考えられる。しかしこれだけの販売部数で収益が出なかったという事が事実ならば、むしろ価格を上げて収益を確保するべきだったという論の方がよほど合理的。ここで真逆の「価格を半額にすれば倍以上に増える」が直感的におかしいと気づけないようなら自分の経済感覚を疑った方がいい。
紙のは100万部売っても赤字なんだから、それが減ることになってでも、丸儲けの電子版をもっとたくさん売ったほうが利益も大きくなる。
これも同じ。電子版の需要は頭打ちだから爆発的に変わりはしない。Webの声のでかい人々だけを相手に商売しているわけでは無いから。まだキャズムは超えてない。
それにさ、電子版の販売コストが常に一定だと思っているこの手の輩よく見るが一体何なの?
Re: (スコア:0)
電子書籍なら1章ごと売るとかも手だな
でも、ジョブズってだけで売れるからそんな事する必要無いよね
Re: (スコア:0)
電子版に限りゃ、倍程度は余裕だろうな。紙版からのシフトで。
赤字構造についても仰る通りだが、流通コストを甘く見積もっとらんかなぁとも思う。
「売れるのに安く売る馬鹿はいない」ってのは自由競争原理の働く環境で使える言葉であり、再販制度下の書籍に使うのは不適切かと。
Re: (スコア:0)
>「売れるのに安く売る馬鹿はいない」ってのは自由競争原理の働く環境で使える言葉であり、再販制度下の書籍に使うのは不適切かと。
だから電子書籍に再販制度は無いんだってば
Re: (スコア:0)
> 「売れるのに安く売る馬鹿はいない」ってのは自由競争原理の働く環境で使える言葉であり
全然関係ない。むしろ 「売れるのに安く売る馬鹿はいない」からこそ独占が問題になる。