JR西、全乗務員がiPadを携帯へ 73
Android端末じゃなくてiPadなのか 部門より
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スティーブ・ウォズニアック氏は8月、iPhone 7から3.5mmヘッドフォンジャックが無くなったら多くの人が離れていくとの懸念をFinancial Reviewのインタビューで示していたが、現在は考えが変わったようだ(TechRadar、Softpedia)。
ウォズニアック氏はTechRadarのインタビューに答え、ヘッドフォンジャックを使う人はそんなに多くないとの見解を示した。自分では絶対に使わないし、必要な人はアダプターを使えばいいとも述べている。
ちなみに8月時点では、ウォズニアック氏はBluetoothの音が気に入らないから使わないと主張。お気に入りの特注イヤフォンを使用していることを紹介し、ヘッドフォンジャックがなくなったらアダプター経由で使うことになるだろうとも述べていた。
Webカメラやマイクなどが第三者によって遠隔から操作されて盗撮・盗聴が行われるという問題については以前から議論されていた。そのため、多くのPCではカメラが作動していることが分かるよう、カメラの横にLEDインジケータを設けるなどの対策を行っている。この対策をかいくぐるため、ユーザーが明示的にカメラを有効にしたことを検知して撮影内容をこっそり記録・送信するようなマルウェアの危険性が指摘されている(ITmedia)。
このようなマルウェアはすでに登場しているそうで、ビデオチャットアプリケーションや写真・動画撮影アプリケーションが動作している裏でこっそりと動画や音声を取得するため、ユーザーが気付きにくい点が問題とされている。対策としては、初めてカメラにアクセスするアプリケーションについてはその旨をユーザーに警告する、といった方法があるという。
Apple製品専門のアクセサリーショップTwelve Southが新品のMacの香りというアロマキャンドル「New Mac Candle」を発売した(CIO、9to5Mac、Softpedia、The Verge)。
New Mac Candleの主なスペックは、ミントやピーチ、バジル、ラベンダー、マンダリン、セージの香り。本体は100%ソイワックスで1ウィック、最長55時間の使用が可能だという。本体サイズは記載されていないが、高さ3~4インチ程度のミディアムサイズのキャンドルとみられる。価格は24ドル。ただし、現在品切れ中とのこと。
香りの成分から想像はつくが、MacBook Proの匂いの香水とはずいぶん違う感じだ。CIOの記事によるとまったく新しいMacのような香りではなく、どのApple製品の香りにも似ていないという。なお、CIOの記事で本物のMacintoshのような香りのキャンドルとして推奨されている製品は、果物の方のAppleの香りなので注意が必要だ。
AppleがiMassageの使用ログを警察に提供していたことが明らかになった(The Intercept、Engadget Japanese、GIGAZINE、Slashdot)。
iMessageはiOSデバイス同士でショートメッセージをやり取りできる機能だが、送受信されるメッセージは暗号化されており、「米麻薬取締局でも傍受不可能」とされていた。ただし、iMessageではメールの送信時に電話番号から送信先を取得するためにAppleのサーバーに問い合わせを行うとのことで、今回Appleが警察に提供したデータはこのログだという。ログには日時や送信先および送信元の電話番号、使用したIPアドレスが含まれるそうだ。
また、Appleは2013年に「顧客のプライバシーに関する誓約」を公開し、その中で「私たちは顧客の居場所に関するデータを保存していません」と述べているが、IPアドレスからはある程度の居場所の特定が可能であるため、声明に反したログの収集を行っているとも言えるとの指摘もある。
iPhone 7にヘッドフォンジャックを追加する秘密のハックという動画がYouTubeで公開されて注目を集めたのだが、これを信じてiPhone 7を破壊してしまったというコメントが多数寄せられている(The Next Web、Guardian、Softpedia)。
動画を公開したTechRaxはスマートフォンの破壊実験動画を多数公開しているアカウントで、従来のiPhoneでヘッドフォンジャックのあった場所にドリルで穴をあけてプラグを差し込んでいる。ただし、接続したヘッドフォンが使用できるわけもなく、動画をよく見れば機能していないことがわかるような操作をしている。そのため、動画を信じて本当に穴をあけてしまったのか、ネタに乗っかってコメントしているだけなのかについては不明だ。
OS上の制限を解除する、いわゆる「Jailbreak(脱獄)」を行ったiPhoneネットオークションサイトで販売していた男性が商標法違反の疑いで逮捕された(ITmedia)。
脱獄を行うこと自体は現時点の日本の法律では取り締まれないが、改造した端末を「iPhone」として販売することは商標権の侵害となる可能性がある。改造iPhoneの販売で摘発されるのは全国で初めてのようだ。
キヤノンITソリューションズが販売するセキュリティソフト「ESET」シリーズは、9月21日にリリースされたMac OS Xの新バージョン「macOS Sierra(10.12 )」に対応していないそうだ。このことについてITmediaで、『果たしてOS自体のアップグレードによる「脆弱性が多数修正される」というメリットを取るべきか、セキュリティ総合対策ソフトによる「OSではカバーしきれない安全、安心」を取るべきか』と取り上げられている。
なお、記事によるとESETの英語版はSierraのリリース前に対応版が公開されているとのことで、日本向けローカライズが遅れているのが問題のようだ。
iTunesアプリで作成したiOS 10の暗号化バックアップファイルがiOS 9のものと比べて最大2,500倍容易にクラックできることが判明したそうだ(Elcomsoftブログ、Softpedia、The Next Web、MacRumors)。
この問題はElcomsoftが同社の「Elcomsoft Phone Breaker」をiOS 10に対応させるための調査を行っていた際に判明したものだという。iOS 10では従来のパスワード認証メカニズムに加え、新たなパスワード認証メカニズムが導入されているのだが、新しいメカニズムでは特定のセキュリティチェックが行われないのだという。その結果としてパスワードの試行にかかる時間が大幅に短くなるそうだ。
現在のところ、iOS 10のバックアップをクラックする場合にはGPUアクセラレーションが使用できず、CPUのみでの処理となる。それでも秒間600万個のパスワードが試行でき、GPUアクセラレーションを使用してiOS 9のバックアップをクラック(秒間15万個)するのと比べて40倍高速だという。CPUのみでiOS 9のバックアップをクラック(秒間2,400個)するのと比べれば2.500倍高速とのこと。
Appleでもこの問題を認識しており、今後のセキュリティアップデートで修正する予定とのことだ。
9月16日に国内でも発売が開始されたiPhone 7/7 Plusだが、国内での発売後3日間の販売台数は、2015年9月に発売されたiPhone 6s/6s Plusの発売後3日間の販売台数と比較して約6割程度と低調だった(日経ITpro)。
BCNの調査によるもので、対象は主要家電量販店での販売台数とのこと。大手3キャリアはiPhone 7/7 Plusの予約状況について「過去最高」としていたが、それ以外の需要は低調のようだ。また、新色の「ジェットブラック」やiPhone 7 Plusが人気の傾向があるそうで、これらのみが売り切れている販売店も多いようだ。
なお、新型iPhoneの発売後はその初動売り上げ数が発表されるのが恒例となっていたが、今回はAppleによる発表はなく、売り上げについて懐疑的な声も上がっている(ロイター)。
アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者