ロールスロイスが止まって窓が開き、イギリス貴族っぽい人が顔を出して隣のロールスロイスに「つかぬことを伺いますが、Grey Pouponをお持ちではありませぬか(Pardon me, would you have any Grey Poupon?)」。相手の貴族っぽい人が「それはもちろん(But of course)」と返事してGrey Pouponを懐から取り出して渡す。このTVコマーシャルが爆発的にヒットして、当時のアメリカ人なら誰でも知ってる「少し背伸びすれば誰でも買える贅沢」として定着した。1991年の映画Wayne’s Worldでもパロディにされてる。
Land O’ Lakesは普通にスーパーで売ってるバターだと認識してたんで、なんで高級ブランド扱いされてるのか知らん。私が知らないだけで似たような話があったのだろうと思うが。
食料品から電化製品へ (スコア:0)
過去の調査だと
> 1992年が「Grey Pouponのディジョンマスタード」
> 2004年が「Land O'Lakesのバター」
だったそうですが、食料品と電化製品が同列で扱われてるのが不思議。一体どんな調査をやってるんだろう。
ちなみに、何故かこの記事では省かれてますが、元記事を見ると2004年はこのバターの他に「キッコーマンの醤油」も「高収入の証」だったそうですよ。
Re: (スコア:1)
80年代にアメリカに住んでなかった人は知らんだろうが、Grey Pouponは80年代にプチ高級イメージを打ち出すことで成功した有名な例なんだよ。
ロールスロイスが止まって窓が開き、イギリス貴族っぽい人が顔を出して隣のロールスロイスに「つかぬことを伺いますが、Grey Pouponをお持ちではありませぬか(Pardon me, would you have any Grey Poupon?)」。相手の貴族っぽい人が「それはもちろん(But of course)」と返事してGrey Pouponを懐から取り出して渡す。このTVコマーシャルが爆発的にヒットして、当時のアメリカ人なら誰でも知ってる「少し背伸びすれば誰でも買える贅沢」として定着した。1991年の映画Wayne’s Worldでもパロディにされてる。
Land O’ Lakesは普通にスーパーで売ってるバターだと認識してたんで、なんで高級ブランド扱いされてるのか知らん。私が知らないだけで似たような話があったのだろうと思うが。
Re:食料品から電化製品へ (スコア:0)
> Land O’ Lakesは普通にスーパーで売ってるバターだと認識してたんで、
Grey Pouponのディジョンマスタードは80年代当時に普通にスーパーでは売ってなくて、高級食材店か百貨店に行かないと買えなかったということ?
それとも当時でも普通にスーパーで売っていたGray PouponがCMで高級イメージを定着させることに成功したということ?
Re: (スコア:0)
当時小学生だったのでよく覚えていません。80年代の終わり頃には近所のスーパーに普通に置いてあったけど、あれはブランドイメージが完全に定着した後のことなので参考にならない。ビジネススクールのケーススタディとかで取り上げられているんじゃないかと思うので、興味があれば探してください。