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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
紙製飛行機関係マニュアル類は前近代的 (スコア:5, 参考になる)
加除式で、つまりページの差し替えを手作業でやるのだが、これが実に面倒くさい。施設の変更は細大漏らさずAIPに反映されるから、新滑走路オープンともなると該当空港ページがほぼ全部差し替えとなったりする。その一方、やたらに多いのが誤記訂正。新滑走路オープンのような大規模差し替えだと校正も間に合わないのか、前回差し替えたページが丸々全部また差し替えということもままあった。
AIPというモノの性質上1ページたりとも差し替え間違いは許されないのだが、しかし手作業での差し替えだから手元のAIPに差し替え間違いが無いとは断定できない。
さらにしかも、紙製であるから、どこが変更されたのかはすぐにはわからない。欄外に矢印があって、その矢印の示す先が変更点なのだが、モノによっては目を皿のようにして探してようやく変更に気づくということもまれでない。
私自身は航空業務に関わっていないから「面倒くさい」「紙のムダ」だけの話だが、実務としてあのAIPに関わっていた人々はどうやって差し替え作業の無謬性を保っていたのだろうか。
そのAIPも、今はネット配信で、手作業差し替えの手間は無くなった。実にばかげた手間であるあの差し替え作業から航空実務者を解放するという点で、紙製マニュアルの電子化は今後とも推進すべきことだと思う。
Re:紙製飛行機関係マニュアル類は前近代的 (スコア:1, 興味深い)
>欄外に矢印があって、その矢印の示す先が変更点なのだが、モノによっては目を皿のようにして探してようやく変更に気づくということもまれでない。
原則としてパイロットは運航時にマニュアルの変更点を探すことはしない
マニュアルどうりの操作をするのだから変更点を知る必要も調べる必要も無い
フライト・シミュレータなどで頻繁に訓練する非常時の基本操作などは完全に暗記していたとしても、記憶に頼らずに必ずマニュアルを見ながらそのとうりに操作するのが原則
マニュアルが変更されていたのに過去の記憶に基づいた誤った操作による事故を起こしたら、それは完全にパイロットの過失
#当然パイロットからも定期運行している空港のチャートの変更点などは確認しやすくしてほしいという要望はあるだろうが、あくまでも原則は記憶に頼らずその都度マニュアルを読めということになる(読んでいるのが最新版のはずだから旧版を参照する必要は無い)
Re: (スコア:0)
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