アカウント名:
パスワード:
仮処分というのは被害の拡大を防ぐために正確さより迅速であることを要求されるから両者の言い分を聞いて即判断するわけでちゃんと決着をつけるのは本裁判でやってね、ということでしょう。もちろんその段階で証拠に捏造があったりすれば後の裁判に影響するわけですが。
オーストラリアでギャラタブが販売中止になったのは、本裁判でSamsungが勝ったらその期間の機会損失を損害賠償としてAppleが払う、という条件なんですよね。ドイツの仮処分がどうなっているか分かりませんが、多分後でSamsungが勝ってもAppleはやり得になるタイプだと思います。また、「両者の」言い分も聞いていません。今回の申し立てでは被告であるはずのSamsungは呼ばれず反論の機会も与えられず、Appleの言い分だけの欠席裁判で仮処分が通っています。この制度だとそりゃやったもん勝ちで証拠捏造して仮処分申請する奴出るよなぁとは思いました。というか、Apple以前にも同じようなことを仕掛ける輩はいたと思うんですが、これまでドイツでは問題にならなかったのでしょうかね。
>> オーストラリアでギャラタブが販売中止になったのは、本裁判でSamsungが勝ったらその期間の機会損失を損害賠償としてAppleが払う、という条件なんですよね。
そもそもオーストラリアのは裁判所の判断ではなく,両者の話し合いによる合意です.ですから今回の件とは比較にすらなりません.…と言っても「他国で販売中止の前例さえ作っちまえば,それに釣られてドイツの裁判所はEU全域を対象に仮処分を出すに違いないぜ」「釣りのダメ押しに,比較写真をちょいとフォトショ加工しとくかw」みたいな邪悪な計画だったのかもしれませんが.
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
裁判って (スコア:0)
写真だけで判断するものなのか
いかさま写真を提出したAppleは悪いと思うが、
似てるかどうかの話しはまた別の問題ではないのだろうか
実物同士比べて似てたら販売差し止めで、その上でAppleに偽証罪? か何かを適用すれば良いのでは
Re:裁判って (スコア:0)
仮処分というのは被害の拡大を防ぐために正確さより迅速であることを要求されるから両者の言い分を聞いて即判断するわけで
ちゃんと決着をつけるのは本裁判でやってね、ということでしょう。
もちろんその段階で証拠に捏造があったりすれば後の裁判に影響するわけですが。
Re:裁判って (スコア:1, 興味深い)
オーストラリアでギャラタブが販売中止になったのは、本裁判でSamsungが勝ったらその期間の機会損失を損害賠償としてAppleが払う、という条件なんですよね。
ドイツの仮処分がどうなっているか分かりませんが、多分後でSamsungが勝ってもAppleはやり得になるタイプだと思います。また、「両者の」言い分も聞いていません。今回の申し立てでは被告であるはずのSamsungは呼ばれず反論の機会も与えられず、Appleの言い分だけの欠席裁判で仮処分が通っています。
この制度だとそりゃやったもん勝ちで証拠捏造して仮処分申請する奴出るよなぁとは思いました。というか、Apple以前にも同じようなことを仕掛ける輩はいたと思うんですが、これまでドイツでは問題にならなかったのでしょうかね。
Re: (スコア:0)
>> オーストラリアでギャラタブが販売中止になったのは、本裁判でSamsungが勝ったらその期間の機会損失を損害賠償としてAppleが払う、という条件なんですよね。
そもそもオーストラリアのは裁判所の判断ではなく,両者の話し合いによる合意です.ですから今回の件とは比較にすらなりません.
…と言っても「他国で販売中止の前例さえ作っちまえば,それに釣られてドイツの裁判所はEU全域を対象に仮処分を出すに違いないぜ」「釣りのダメ押しに,比較写真をちょいとフォトショ加工しとくかw」みたいな邪悪な計画だったのかもしれませんが.
Re:裁判って (スコア:1, 興味深い)
>迅速であることを要求されるから
>両者の言い分を聞いて即判断するわけで
なぜドイツのデュッセルドルフという地方の裁判所で
仮処分を申請したか、がミソ。
ドイツ以外のほかの地域じゃダメだったんだよね。
理由1.デュッセルドルフにはSamsungの現地法人がない
理由2.ドイツ地裁の仮処分は双方の話を聞くわけではない
ということなんだよね。
理由1は、Samsungには極秘に仮処分の決定をさせるため。
こんな捏造資料、現物を出されたら即却下されるよ。
理由2は、理由1も関連して、一方的な訴えのみで仮処分を
決定できる点がある。
デュッセルドルフ地裁が仮処分の範囲を大幅に縮小したのも、
「どうやらアップルが提出した資料はインチキだったと
報じられているぞ」
「どうやらAppleはドイツの司法の穴を利用しただけ
らしいぞ」
ということに裁判官が気づき、「悪用された」と認識した
と思われる。
そこで、ドイツの司法の穴を利用してEUでの流通を阻害する
ことを目的とされた今回の仮処分について、「ドイツ国内のみ」
ということにしたわけだ。
外れる可能性もあるけど、予想としてはおそらく今回の訴えは
最終的には却下される可能性が大きくなったと思う。
Appleの心証は、裁判官にはだいぶ悪くなったはずだ。