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なんだっけかな、詳細を忘れましたが確か普通のアメリカ国民よりアメリカ陸軍に入ったほうが死亡率が低い、とかいう統計のマジックがあったと記憶していますがそれと同じ論理ですね。
ちなみに上記のような常識の反対の数字となる理由は、年齢を無視しているから。全人口で老人や体の弱い人も含めた割合と、健常な若者が多い軍隊の割合を直接比較しているからです。
まあ普通に考えると社会弱者ほど自殺率が高いわけで、それを企業労働者という強くないけど弱くもない集団と直接比較すると数字のマジックが発生するということですね。
日本でも似たような統計(っぽく見せた数字)を使った話はよくあります。判りやすい例では市職員給与を公表したとしてマスコミでもてはやされた阿久根市前市長のブログ [diary.ne.jp]
こちらで「平均年収が200万にも満たない」市民の平均年収と比べて公務員である市職員の年収が不当に高いとやっていますが、生まれたばかりの赤ん坊から年金暮らしの老人まで、就労していない人を含めて頭割りした「平均年収」と、正規雇用の集団の平均を比べていて、上の「軍にいる方が街に暮らすより死亡率が低い」と同じテクニックをやっています。50年前の『統計でウソをつく法』で紹介されている手が、公務員叩きの衣をかぶせれば現在の日本でも(?)立派に使えるのです。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
自殺率で見ると? (スコア:1, 興味深い)
中国の年間自殺率が0.012%だそうで、54万人なら年65人です。
それに対して、16ヶ月での14人ということですが、
2010年年頭から5月までに12人だそうですから、
昨年5月からの1年間で見ると2人ということになります。
これは自殺率が、とても低いと言えるのではないでしょうか。
なお、自殺の動機(自殺すると家族に大金が入る)を1つ減らすのは、良いことだと思います。
Re: (スコア:5, すばらしい洞察)
なんだっけかな、詳細を忘れましたが確か
普通のアメリカ国民よりアメリカ陸軍に入ったほうが死亡率が低い、とかいう統計のマジックがあったと記憶していますが
それと同じ論理ですね。
ちなみに上記のような常識の反対の数字となる理由は、年齢を無視しているから。
全人口で老人や体の弱い人も含めた割合と、健常な若者が多い軍隊の割合を直接比較しているからです。
まあ普通に考えると社会弱者ほど自殺率が高いわけで、それを企業労働者という強くないけど弱くもない集団と
直接比較すると数字のマジックが発生するということですね。
Re:自殺率で見ると? (スコア:0)
日本でも似たような統計(っぽく見せた数字)を使った話はよくあります。
判りやすい例では市職員給与を公表したとしてマスコミでもてはやされた阿久根市前市長のブログ [diary.ne.jp]
こちらで「平均年収が200万にも満たない」市民の平均年収と比べて公務員である市職員の年収が不当に高いとやっていますが、
生まれたばかりの赤ん坊から年金暮らしの老人まで、就労していない人を含めて頭割りした「平均年収」と、正規雇用の集団の平均を比べていて、上の「軍にいる方が街に暮らすより死亡率が低い」と同じテクニックをやっています。50年前の『統計でウソをつく法』で紹介されている手が、公務員叩きの衣をかぶせれば現在の日本でも(?)立派に使えるのです。