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なんだっけかな、詳細を忘れましたが確か普通のアメリカ国民よりアメリカ陸軍に入ったほうが死亡率が低い、とかいう統計のマジックがあったと記憶していますがそれと同じ論理ですね。
ちなみに上記のような常識の反対の数字となる理由は、年齢を無視しているから。全人口で老人や体の弱い人も含めた割合と、健常な若者が多い軍隊の割合を直接比較しているからです。
まあ普通に考えると社会弱者ほど自殺率が高いわけで、それを企業労働者という強くないけど弱くもない集団と直接比較すると数字のマジックが発生するということですね。
『統計でウソをつく法』(ダレル・ハフ著/高木秀玄訳 ブルーバックス)ですかね。30年位前に読みました。
>米西戦争の間、米軍の死亡率は1000人につき9人であった。一方、同期間のニューヨーク市における死亡率は、1000人につき16人であった。さて、米海軍の徴募官たちは、最近、この数字を使って、海軍に入隊した方が安全だと宣伝していた。>軍隊には頑丈な成人男子しかいないが、都市部には老人や赤ん坊がたくさんいる。なにもなくても都市部では人が亡くなっている。
挙げられている事例自体は今や古くなっているものも多いですが、云わんとするところの「統計というものはその基礎は数学的なものであるが、『科学』であると同時に多分に『技術』でもあるというのが本当のところである」は知っていて損はないですね。
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
自殺率で見ると? (スコア:1, 興味深い)
中国の年間自殺率が0.012%だそうで、54万人なら年65人です。
それに対して、16ヶ月での14人ということですが、
2010年年頭から5月までに12人だそうですから、
昨年5月からの1年間で見ると2人ということになります。
これは自殺率が、とても低いと言えるのではないでしょうか。
なお、自殺の動機(自殺すると家族に大金が入る)を1つ減らすのは、良いことだと思います。
Re: (スコア:5, すばらしい洞察)
なんだっけかな、詳細を忘れましたが確か
普通のアメリカ国民よりアメリカ陸軍に入ったほうが死亡率が低い、とかいう統計のマジックがあったと記憶していますが
それと同じ論理ですね。
ちなみに上記のような常識の反対の数字となる理由は、年齢を無視しているから。
全人口で老人や体の弱い人も含めた割合と、健常な若者が多い軍隊の割合を直接比較しているからです。
まあ普通に考えると社会弱者ほど自殺率が高いわけで、それを企業労働者という強くないけど弱くもない集団と
直接比較すると数字のマジックが発生するということですね。
Re:自殺率で見ると? (スコア:2, 興味深い)
『統計でウソをつく法』(ダレル・ハフ著/高木秀玄訳 ブルーバックス)ですかね。30年位前に読みました。
>米西戦争の間、米軍の死亡率は1000人につき9人であった。一方、同期間のニューヨーク市における死亡率は、1000人につき16人であった。さて、米海軍の徴募官たちは、最近、この数字を使って、海軍に入隊した方が安全だと宣伝していた。
>軍隊には頑丈な成人男子しかいないが、都市部には老人や赤ん坊がたくさんいる。なにもなくても都市部では人が亡くなっている。
挙げられている事例自体は今や古くなっているものも多いですが、云わんとするところの「統計というものはその基礎は数学的なものであるが、『科学』であると同時に多分に『技術』でもあるというのが本当のところである」は知っていて損はないですね。