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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
日本でiTMSが一番有難い人たち (スコア:1)
間違いなくインディーレーベルの音源集めて、
メジャーレーベルとの契約自体はしないまんま
さっさとiTMSをスタートさせてしまうと思うんですが、
問題とかあるんですかね。
みなが嫌いなAVEXなんかならともかく、インディレーベルのCDがCCCDだったりしたことって
俺は今までまったくないんですけど。JASRACもレコード会社も口出せないんじゃないの?
東京発パンクバンドがEPをばらまいてた頃、一生懸命取り寄せてた人なら
その面倒くささ、情報集めの大変さは身にしみていると思う。
あれが情報集め、試聴、購入までインターネット経由でできるとな
Re:日本でiTMSが一番有難い人たち (スコア:2, 興味深い)
仰る通りだと思います。
ただ、iTMSがiPodの販売を拡大するためのコンテンツ事業であると仮定すると
やはりメジャーレーベルを取り扱えないとiPodのターゲットである
オタクではない標準的な顧客にとってそれほど魅力的ではないでしょう。
そしてそのことは広告的な効果を比較的抑制することにつながり、
iPodの販売促進に対する効率を他国より下げることになります。
AppleにとってはあくまでiPodを売るためのコンテンツ事業として
iTMSを設定していると仮定するなら当初の規模は小さくてもいいので
大手レーベルに参画するように働きかけるべきです。
便利さが伝われば当初参入しなかったレーベルにも波及する可能性はありますが、
それでも今現在、販路を確保している大手にとっては一曲当たりの収益が下がるこのシステムに
参画させるにはそれなりに骨が折れそうです。
# ちなみに国内の配信サービスは旧譜で1曲160円程度、
# 他は210円から270円程度
# それに加え、コピーに対する制限はiTMSより厳しい
# CDの一曲あたりの収益に対するデータは見つけられず
AppleがiPodを中心とした音楽事業をさらに充実させるには
iTMSを現在の販路を確保している在来業者と一緒に運営することで
彼らに収益上の便宜を図りつつ、一般受けするメジャーレーベルの
コンテンツをiTMSに流してもらうことかと思います。
iPodに収録できる曲数を考えるとMDのような補償金制度は
現実的ではなく、あくまでiTMS単体での収益性に注目すると
米国でのノウハウをもとにした費用対効果の高いサービスの開始と
軌道に乗った後は思い切ってiTMSを売却してしまうという手もあると思います。
何にせよ、米国のiTMSをモデルにしたヨーロッパ版が高い収益性を示すようなら
日本の既得権益をもつ団体に対する良い説得材料になるでしょう。
Re:日本でiTMSが一番有難い人たち (スコア:1)
ここまでマジレスしていただき、ありがとさんです。
けど、うーん、どうなんだろ。少々ツッコンデみたいところが、、、
ちょっとここからは元コメント以上にヨタ度が増しますが、
お暇ならお読みいただければ、んでアホなこと書いてたらつっこんでいただければ幸いです。
まず、ソース失念しましたが、
「現在歌謡曲出してる人の九割以上が、デビュー前なにかしらのアマチュアバンドで活動していた」
という統計がありまして、んで、アマチュアバンドな連中にはインディレーベルというのは
非常に身近なものだったりします。
つまりいずれメジャーに行くアーティストが、既にiPod、iTMSのうまみを知っていたらどうだろう?
という読み。レコード会社にビジネスとして働き掛けるより、まずアーティストがこういう世界に親しんでいれば
動かないものも動くんじゃないかね?という話ですな。
次に、メジャーなレコードを手軽に買えるKioskみたいな店と、
ムチャクチャコアなラインナップが探せばみつかるショップでは、
行くならどっちに行くか?という話。
ぶっちゃけ、CDを直で店から買うことすら困難な地帯が多いアメリカとちがい、
売れ線のCDなんかなら、日本ではコンビニですら買えてしまいますやね。
となるとiTMSの存在意義自体が日本とういう国では少々弱い。
iTMS-Japanとしては、何かしら付加価値がいるんじゃないの?
というナマイキな読みかたもできちゃう(ええ、あくまでヨタですので)
しかしまあ、確かに「コアな」なんて言っても、どっかがやってるみたいなゲームミュージックとか、
アニメショップに並んでるようなジャンルではオレは引いちゃう。
逆にオレが好きなジャンルで同様の反応を示す連中もいるわけなので、
(実はここからがおもいっきりヨタなんだけど)
本当に聴く耳持ってる人をガンガン雇って、そいつらが厳選した奴だけ各ジャンルから厳選して「デビュー」させる。
つまりiTMSをひとつのレコード会社みたいに機能させる。
そこから本当のヒットが生まれれば、いや、そうなって初めて
音楽流通が円盤を卒業するわけだ。
逆に、それくらいしないと、なかなか日本が円盤流通卒業する日はこないんじゃないかなー。
アーティスト発掘、アルバム製作、その流通まで一手に引き受けてきた日本のレコード会社が、
今火の車で必死で生き残ろうとしているわけで、
逆にアーティストから見ればますます「音楽で食えない」事態が生まれつつあるわけで、
矛盾を抱えたレコード会社がもし破綻した時、別の受け皿がないかと考えた時、
iTMSというのは非常に魅力的に映ります。
そういうこと考えながら沸いてきたヨタばなしなんで、てんで現実に即していないとこあるでしょうけど、
まず板よごし御免。