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ソースを見ろ -- ある4桁UID
技術系はさっぱりなんで (スコア:1)
別プロジェクトは当然進んではいるのでしょうが、製品に結びつくのはいつになるのでしょうね。
Re:技術系はさっぱりなんで (スコア:4, 参考になる)
Appleは最近までモトローラのG4と呼ばれるCPUを高級機に使っていたのですが,これがなかなかスピードが上がりませでした.そのため,長いことIntelのCPUを載せたマシンの後塵を拝していました.
業を煮やしたAppleはIBMに新しいコアのCPUを開発してもらうことにしました.それがIBMの高性能サーバーで使われているCPU=Power 4をパソコン向けに設計し直したPowerPC 970シリーズです.
今回タレコんだPowerPC 970MPは,その3世代目です.これはこれからのパソコン用CPUで主流になると思われるマルチコア(
Re:技術系はさっぱりなんで (スコア:0)
3つ4つと増えていくと。
中学の技術の時間に
トランジスタを集積したのがIC でもっと進んだのがLSI で、、、
という話を習いましたが(随分古いですが)
この集積による性能アップとは別のものなんでしょうか?混乱しています。
トランジスタの集積はCPU の処理できる命令の種類を増やするから性能アップで、
クロック数のアップは一度の処理にかかる時間が小さくなるから性能アップ。
という理屈で、
CPU の処理できる命令の種類を増やす方向やクロック数のアップでの性能向上に
限界を感じだしたので、これまでは費用対効果が薄いと考えられていた
「一度に複数の命令を処理できるようにする」
という方向での性能向上に目を向けだした。
という認識で良いのでしょうか?
Re:技術系はさっぱりなんで (スコア:2, 参考になる)
最近のCPUは(1)と(2)の両方を取り入れています.しかし,(2)を重視して同時実行できる命令の数を増やそうとして命令実行ユニットを増やすと,回路が複雑になり回路の動作を速くするのが難しくなります.また,(2)では,同時実行のために一つのプログラムから同時に取り出せる命令はせいぜい6個くらいで,通常はそれよりずっと少ないです.それゆえ,実行ユニットを必要以上に増やしても無駄になります.
(1)を重視したCPUはPentium 4で,(2)に重きを置いているのはPentium-Mです.Macintoshで使われているPowerPCは多くは(2)のタイプです.PowerPC 970シリーズは(1)の形の強化も行えるように設計されています.
(1)の方式はまだ物理的な上限にはまだぶつかっていません.しかし,現在の技術ではCPUを速くしていくと電力消費が多くなる上に,投入した電力のほとんどは熱になってしまいます.その他にもいろいろ理由があって,うまく無いようです.それは,最近Intelが(1)のタイプのCPUの計画をキャンセルしたことからも伺えます. そう言った意味では,1つのプログラムの実行を速くするやりかたは現在行き詰まっています.
それで,単体のプログラムの高速実行ではなく,複数のプログラムを同時に実行してパソコン全体を速く動かそうという方向に現在向かいつつあるようです.CPU(またはコア)の数を増やすと言うやりかたです.チップを並べたり,マルチコアにしたりします.また,一つのコアでもつねに全部の実行ユニットが使われている訳ではないので,遊んでいるユニットを他のプログラムの実行に使うと言った方法もあります.これはIntelのハイパースレッド(プログラムからはCPUが増えたように見える)がパソコン用CPUでは最初です.
しかし,CPU(またはコア)を増やすと言うやり方の泣き所は,そのままでは単体のプログラムは速くならないということです.古いプログラムは恩恵に預かれません.単体のプログラムを速くするには,これを協調して動く複数のプログラムに作り直すなどと言った工夫が必要になります.
Re:技術系はさっぱりなんで (スコア:0)
結局、OSの方がマルチCPUを上手に使えるようになってきて
どうせ二つのCPUを使うのなら、CPU間の通信のオーバーヘッドを
最小にするために、二つのCPUを直結して
Re:技術系はさっぱりなんで (スコア:0)
素早く切り替えているから同時に動いているように見えているだけで。
っていうか、DOSの頃でも増設ボード叩いて並列処理やったりしてましたし。